中伊豆ラジオ

【中伊豆ラジオ】2020年1月27日放送 大見の郷「季多楽」豆腐加工部会 磯様・内田様

中伊豆農山漁村振興推進協議会がお送りする中伊豆ラジオは今年で2周年を迎えました。1月26日(日)には凧揚げイベントを六仙の里で開催致しました。あいにくの雨でしたので、凧揚げは中止として凧作りとお雑煮のふるまいを行いました。生き生き工芸センターの方を講師としてお招きして皆さんにお教え頂き、和凧の製作を子供たちも一生懸命行っていました。

本日のゲストは季多楽豆腐加工部会の磯さん(男性)、内田さん(女性)です。

磯さんは大見の大豆で作った大見豆腐を作り初めて15年も経つそうです。豆腐の種類には「木綿」、「絹」、「充填」、「つと」などの種類があります。つと豆腐は木綿豆腐をすだれで巻く豆腐です。「つと」には巻くという意味があるそうです。木綿豆腐は水気を絞る絹豆腐は逆に絞らないが材料的には同じだそうです。昔は中伊豆地区でも豆腐屋も多かったそうですが豆腐作りを始めたきっかけは旧中伊豆町の要請があり豆腐部会を立ち上げた事だそうです。地元の大豆での豆腐作りを当時の町長が教えながら推進していたそうです。現在は週に4日、豆腐を作るそうで、朝7時頃から勤務し作っておられるそうです。昔に比べて機械化されていて作業自体も早くなったそうです。7時から開始して30分程で完成できるそうです。作り方は大豆を1晩付けてすりつぶし、窯で蒸します。昔の手作業は時間がかかったそうです。そこに豆乳やにがりを加えて固まるのは30分位で生産は1日200丁くらいで他にも油揚げなどが作られます。生産自体は絹豆腐が多いですが木綿豆腐の方が栄養価は高いそうです。大見豆腐の特徴 は「ふくゆたか」という種類の大豆を使っている事だそうです。

内田さんは豆腐作りの講師などを行っています。豆腐の調理法では冷ややっこがお勧めだそうです。他にも豆腐チゲや麻婆豆腐、湯豆腐、お子様にはベビーがんもが食べやすく、豆腐をたこ焼き風にして食べるのもお子様には人気だそうです。豆腐作り体験は豆乳を鍋で温め、にがりを加えて木の形の筒状の物に入れて水気を切ります。豆腐嫌いだった子供が好きになって帰って行ったというエピソードもあるそうです。所要時間は40~50分で作りたての豆腐は味がぜんぜん違うそうです。お勧めの食べ方は①そのままで②塩をかけて③醤油をかけて召し上がることだそうです。塩はあまり見慣れないですが好評で味は豆腐の押し方によって出来が異なるそうで、売っている木綿豆腐の様な物を作られる上手な方もおられるそうです。体験には外国人の方もおり、内田さんが通訳やジェスチャーでお伝えするそうです。豆腐は外国人にもヘルシーなので人気あり大豆の味がする豆乳も人気だそうです。

体験料は税込1100円で販売商品では数量限定ですがゆず豆腐がお勧めでわさびを付けるとさらに美味しく召し上がれるそうです。予約は電話で大人2名から最大20人くらいだそうです。持ち帰りも出来ます。

是非お申込み下さい!!